教育体制
看護部教育体制

教育体制 メンターナース、実地指導ナースによる新人教育
新人看護職員研修プログラムに基づいて作成したチェックリストを使用
年間教育プログラムに沿った教育研修(毎月)
他部署研修(配属部署以外の病棟・外来・手術室)
2年目看護師は実践技術の定着を中心とした研修
看護部ラダー導入プロジェクト
ポートフォリオ作成
キャリアシートを用いた面談による能力開発
看護必要度研修
リーダー育成研修
H30年度よりラダー教育導入
2022年度教育目標
*教育体制の充実
新人看護師教育
目標
*看護実践に必要な知識・技術を習得する
*職業人として自覚を持ち、倫理に基いて行動する
*チーム医療の一員として役割を理解し、責任ある行動をする
教育方法
*メンター&実地指導者制度 (1年間)
*看護部教育委員会による月2回の勉強会を開催
メンター制度とは…
上司とは別に指導・相談役となる先輩看護師が新入メンバーをサポートする制度のこと。メンターとは助言者という意味で年齢や経験の近い先輩が新人の仕事の不安や悩みの解消、業務の指導や育成を担当する。新人ナースにとっては、上司とは別の相談相手ができることで、技術を身につけながら職場に馴染むことができる。
メンターナースになって
看護師3年目となり、教わりながら実践する立場から、新人看護師や後輩の相談・指導係をするメンターナースになりました。新人看護師が積極的に疑問を解決できる環境作りや興味を引き出す伝え方の難しさを日々実感しています。
質問しやすい雰囲気づくりにはコミュニケーションが必要であり、伝えるためには私自身が学ぶ姿勢を持つことが大切であると考えます。
今後も教育現場に積極的に関わり、初心を忘れることなく、共に成長して行きたいと思います。
実地指導ナースとは…
実地指導ナースは「新人看護職員研修ガイドライン」の臨床実践能力の構造として挙げられている技術的側面13領域に沿って当院用に作成した「基礎看護技術チェックリスト」を用い、定期的に実施の評価を行っている。
各部署には、新人看護師1人に対して、実地指導ナースを1人配置し、新人看護師に看護技術、看護実践能力が身につくことを目的として指導を行っている。
新人ナースの1日 (急性期病棟)
8:30 出勤
8:30~ 病棟申し送り
パートナーと共に担当患者訪室
情報収集や処置等の準備
9:30 検温
10:00 時間処置、回診の処置介助
11:00 内服薬確認・配薬、経管栄養注入
11:30 休憩(1人目)
12:00 食事セッティング・介助
12:30 休憩(2人目)
13:00 術前処置
14:00 手術室へ搬入・看護必要度評価
検温
16:30 夜勤者への申し送り
17:15 終業
急性期病棟では、救急搬送後の入院患者の受け入れも行っています。
月間スケジュールでは15:00から16:00は新人研修や委員会活動がある。
2022年度 新人看護師研修計画
新入職員 集合研修 (入職時) |
研修内容 |
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・法人概要・安全管理・感染管理・診療報酬 | |
・BLS基礎・患者の移動介助・個人情報保護法令 | |
・就労規則・マナー研修・医療情報システム概要 | |
・目指す看護師になるためには(目標管理) | |
・安全管理(医療安全、チーム医療、KYT) | |
・感染管理(環境、感染対策、感染対応) | |
・基礎看護技術(バイタルサイン測定、環境整備、体位変換、清潔援助、 注射技術、採血、食事援助、口腔ケア、排泄援助、輸血、身体拘束、 吸引、輸液ポンプなど) |
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・医療資材の取り扱い ・薬剤の取り扱い ・看護倫理 ・電子カルテ操作 | |
・緩和ケア ・社会人基礎力 |
新人研修 (1年間) |
研修内容 |
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・シミュレーション研修(注射、点滴 準備~実施まで) | |
・災害防災管理研修 | |
・人口呼吸機器取り扱い | |
・心電図、モニター管理 | |
・救急カート | |
・ローテーション研修(配属部署では無い部署(精神科分野、ER、 OPE室等)で研修) |
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・創傷処置、包帯法 ・褥瘡、DESIGN-R | |
・感染管理(環境、感染対策、感染対応) | |
・周術期看護 | |
・認知症看護 | |
・夜勤前研修 ~夜勤研修開始に備えて~ | |
・心電図モニター研修 ・看護必要度研修 ・中材業務、器材関連 | |
・他部署研修 (リハビリ、他部署2部署で研修) | |
・在宅部門研修(訪問看護、関連サービス事業所で研修) | |
・症例報告会 | |
・退院支援、地域連携 ・多重課題(報告・連絡・相談・SBER) | |
・多重課題(夜勤に必要な看護技術) | |
・施設見学(老健・特養・グループホーム等) | |
・1年間の振り返り |