新人看護師教育
目標
*看護実践に必要な知識・技術を習得する
*職業人として自覚を持ち、倫理に基いて行動する
*チーム医療の一員として役割を理解し、責任ある行動をする
教育方法
*メンター&技術指導者制度 (1年間)
*看護部教育委員会による月1回の勉強会を開催
メンター制度とは…
上司とは別に指導・相談役となる先輩看護師が新入メンバーをサポートする制度のこと。メンターとは助言者という意味で年齢や経験の近い先輩が新人の仕事の不安や悩みの解消、業務の指導や育成を担当する。新人ナースにとっては、上司とは別の相談相手ができることで、技術を身につけながら職場に馴染むことができる。
メンターナースになって
看護師3年目となり、教わりながら実践する立場から、新人看護師や後輩の相談・指導係をするメンターナースになりました。新人看護師が積極的に疑問を解決できる環境作りや興味を引き出す伝え方の難しさを日々実感しています。
質問しやすい雰囲気づくりにはコミュニケーションが必要であり、伝えるためには私自身が学ぶ姿勢を持つことが大切であると考えます。
今後も教育現場に積極的に関わり、初心を忘れることなく、共に成長して行きたいと思います。
技術指導ナースとは…
技術指導ナースは「新人看護職員研修ガイドライン」の臨床実践能力の構造として挙げられている技術的側面13領域に沿って当院用に作成した「基礎看護技術チェックリスト」を用い、定期的に実施の評価を行っている。
各部署には、新人看護師1人に対して、技術指導ナースを1人配置し、新人看護師に看護技術、看護実践能力が身につくことを目的として指導を行っている。
新人ナースの1日 (急性期病棟)
8:30 出勤
8:30~ 病棟申し送り
パートナーと共に担当患者訪室
情報収集や処置等の準備
9:30 検温
10:00 時間処置、回診の処置介助
11:00 内服薬確認・配薬、経管栄養注入
11:30 休憩(1人目)
12:00 食事セッティング・介助
12:30 休憩(2人目)
13:00 術前処置
14:00 手術室へ搬入・看護必要度評価
検温
16:30 夜勤者への申し送り
17:15 終業
急性期病棟では、救急搬送後の入院患者の受け入れも行っています。
月間スケジュールでは15:00から16:00は新人研修や委員会活動がある。