皮膚科
皮膚科とは
皮膚は人間の身体の表面全体を包んでいる袋のようなものといわれます。
その袋の中に心臓や胃や腸などの内臓から骨、筋肉、血管その他いろいろが入っているわけ
ですが、もちろん皮膚は単なる袋ではありません。
内臓全体を総称して五臓六腑といいますが、皮膚はその次にくる12番目の臓器と
いわれています。皮膚がなければ人間は生きて行けません。人間のすべてを包み守っている
大切な臓器なのです。
当然ですが、皮膚科は皮膚の病気を診察、治療するところです。
手足、顔、身体から口の中まで器具を使わずに肉眼で見える範囲が皮膚科の診察範囲です。
さらに皮膚の付属器として爪や毛があります。
ですから爪や毛髪の疾患も皮膚科で扱っています。
主な対象疾患
アトピー性皮膚炎・接触皮膚炎 (かぶれ)、虫さされ、うっ滞性皮膚炎、湿疹など
乾癬 (尋常性乾癬) ・扁平苔癬
円形脱毛症・ざ瘡 (にきび)・酒さ (赤ら顔) 、尋常性白斑、爪の病気 (巻き爪、爪みずむしなど)
良性皮膚腫瘍 (脂漏性角化症、粉瘤 (アテローマ) 、石灰化上皮腫など)・表皮内癌 (日光角化症)
皮膚がん (基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫 (メラノーマ)など) の検査、診断
しみやあざ (老人性色素斑、日光性色素斑、肝斑)
蕁麻疹・痒疹・皮膚そうよう症・紅斑症 (多型滲出性紅斑、結節性紅斑など)
血管炎・紫斑病・褥瘡・熱傷・日光皮膚炎・薬疹・自己免疫性水疱症 (尋常性天疱瘡、
水疱性類天疱瘡) ・遺伝性角化症 (魚鱗癬、ダリエー病など)
膠原病 (全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎など) の診断・検査
感染症;ウイルス性疾患 (単純疱疹 (ヘルペス) 、帯状疱疹、ゆうぜい (いぼ) 、水いぼなど) ・
真菌症 (白癬、みずむし、カンジダ症など)・梅毒・細菌性疾患 (おでき、とびひ、丹毒、
慢性膿皮症など)
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